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■ この住宅は、現在の日本の住宅を構成している、典型的な5つの要素を取り入れて造られています。 |
| 1、ビルトインガレージ |
2台分の駐車スペースを確保するため、敷地の高低差を生かして上部に居間を造り、下部を車庫にしています。
立体的に空間を有効利用する事により、庭を確保することができます。 |
| 2、スキップフロア |
| 1階の食堂から半層スキップしている畳敷きの居間。下部は駐車スペースです。 |
| 3、吹抜 |
1階の食堂と半層スキップしている居間、2階の寝室・廊下を繋げる吹抜空間。
吹抜は、適度な容積におさえることが大切です。 |
| 4、床暖房 |
高い天井の吹抜に面する1階の食堂と半層スキップしている居間に設置された床暖房。
燃料は経済的な灯油、低温水で優しく暖めます。 |
| 5、ロフト |
| 2階の子供部屋上部に設けられたロフト、2つの子供部屋がロフトを通じてつながれ、格好の遊び場となります。8畳の広さがあり、さまざまな利用が考えられます。 |
■ 日本の住宅状況を考えてみると、敷地条件に対する2台分の駐車場の確保が大問題となります。
よく見られる敷地の広さでは、建物の他に車を2台駐車すると、庭がなくなってしまいます。
敷地の高低差80cmを生かし空間を立体的に利用し、上部居間・下部駐車場といった、1階と半層ずれたスキップフロアや、屋根裏空間を利用しロフトとする、といった空間利用とそれを補足する床暖房というように、限られた空間を、敷地の条件を生かし立体的に最大限利用すると、必然的にこの住宅のような5つの要素による住空間構成となります。 |