信濃設計研究所/nano Architects 
賃貸マンション リファインプロジェクト 002
新高砂マンション リファインプロジェクト 福岡県福岡市
   201号室

 BEANS - Natural 1977年完成の賃貸マンションを、28年後の2005年に再生させるプロジェクト
201号室   43m2
施工 : 吉原住宅(有)

建設時から28年後のリファイン
デザインコンセプト
・ ワンルーム空間
・ 空中を飛ぶBEAMS(梁)
・ 自然材料
・ 自由に動かせる可動クローゼット
・ 大きな収納スペース
リファイン前の特徴

旧公団仕様。h=1.8mの高さに鴨居があり、襖の引戸が入っていました。
鴨居上部の欄間にも、襖の引戸があり、通風や換気ができました。
構造の大梁下に合わせて、鴨居は襖がない壁にも通っており(付鴨居)デザインとしても配慮されています。
写真では取り払ってありますが、部屋は畳仕上げであり、奥に見えるDKと廊下は合板フローリング仕上げでした。
木目の柱、鴨居、廻縁を部屋全体に通すことで、和風デザインの部屋となっていました。

玄関を入るとドア ドアを開けると
→ワンルーム
引戸→閉  引戸→開
左→キッチン  右→洗面脱衣室 
キッチン L=1800 左に見えるドアが玄関へのドア
奥に見える濃い茶色の引戸は元押入で、中段を取り、パイプを取り付けクローゼットとしています。
玄関へのドア 玄関 仕上げ*ガラスモザイクタイル。
左の下駄箱下部は空間となっています。ミニ自転車を置いてもいいし、靴を置いてもいいし、オブジェを置いても絵になります。
BEAM(梁)と照明 トイレ

 プラン
 
仕上げ
 床 居室 : ロッキーパインフローリング(無垢)+ワトコオイル
玄関 : ガラスモザイクタイル、 
浴室 : モザイクタイル、
洗面脱衣室・トイレ : ビニル床シート
 壁 モルタル部 : 塗装仕上げ  
シナ合板部 : バトン(自然塗料)
 天井 塗装仕上げ
 付属家具 可動クローゼット

 2DK から ワンルームへ
リファイン前の現状の部屋は、30年前のデザインとなっていますが、空間構成は、注意深く計画されています。
この現況の空間構成を踏襲し、現在に会わせたデザインとしています。
下記の図面ですと、
  右側 - 水まわり
  左側 - 居室
というように、現況の空間構成を踏襲し、引戸の位置をずらして廊下を無くし、右-水まわり・左-居室というように、機能的に明確に分割しています。
居室は、レイアウトの自由なワンルームを基本として計画しています。
居室と水まわりの間仕切りは、引戸としていますので、引き戸を開けると空間を連続して使用できます。
 
 リファイン  リファイン   空間構成
引戸 - 開
引戸 - 開
 
2DK 
6畳 / 4.5 畳 / DK
ワンルーム
リビング+寝室 (14.5 畳) / DK
引き戸を開けるとさらに広く使える。
一般的な2DKの間取り。
水まわりが、右側に、居住空間が左側に配置されている。
引戸の位置を右にずらし、右側の水回りと左の居住空間を機能的に間仕切る。
右側ーキッチン・トイレ・洗面脱衣室・浴室
左側ー居室14.5畳
プラス、玄関という空間構成。

 空間装置
BEAMS  - 梁 可動クローゼット - 使い方は自由
梁 (赤い部分)
空中に飛ぶBEAMS(梁)が、機能的・デザイン的に、空間装置として働く。
可動できるクローゼットを利用し、自由にレイアウトできる。 カーテンやロールスクリーンと併用して空間分節。
可動クローゼットが常設。
レイアウトのアイテムとして、
収納として利用できます。



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