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業務案内 - 建築設計事務所の仕事と報酬
建築設計事務所の仕事内容と、仕事に対する業務報酬の目安をご説明します。
建築の原点である 「住宅」 の場合の内容としております。
Ⅰ スローデザイン - ゆっくり進めましょう
建築の原点である「住宅」の特徴は
1 「家族」は、それぞれ「ライフスタイル」が異なること → ソフトデザイン
2 空間・デザインの趣味・嗜好が異なること → ハードデザイン
3 敷地の自然環境や周辺環境が全て異なること → 居住環境 = 自然 x 人工
4 「くつろぎの空間」と「機能の空間」の融合であること → スロースペース x ファストスペース
5 時間の流れにより使い方が変わることがあり得ること → 可変性 = 現在 x 未来
6 目的・方向性・優先順位等を検討のうえ「選択」をすること → 手法
7 共同作業で造られること → オーナー x 設計 x 施工
8 予算がそれぞれ異なること → 予算 x デザイン
9 維持管理が重要なこと → ストック時代
このような特徴や条件を考慮しながら設計を進めてゆくことになります。設計では、考えなくてはいけないこと、決めなければいけないこと、大変多くの検討事項があります。 設計はなるべく時間をとってゆっくりと、だらだらではなく適正な工程で進めましょう。
Ⅱ 有形意匠と無形意匠 - ハードデザイン x ソフトデザイン
建築は写真で写る部分と写真ではよくわからない部分、つまり、ハード的デザインとソフト的デザインの融合で成り立っています。
住宅設計は、かたちを造り上げることですが、生活をデザインしていくことでもあります。
かたちのあるもの、かたちのないもの、両方ともに重要です。
Ⅲ 居住環境 - 自然 x 人工
自然環境+設備機器+外皮性能の組み合わせにより居住環境はデザインされます。
自然環境 : 日照・通風・眺望などの敷地の特性
設備機器 : 冷暖房器、換気扇、照明、太陽光発電など
外皮性能 : 断熱性能、ペアガラスなど
Ⅳ スロースペース x ファストスペース
住宅は、くつろぎ・休息・安眠・趣味など滞留時間が長く、スローに時間が流れる空間と、家事などを行うファストに時間が流れる機能的な空間の融合によって成り立っています。
人のいる場所は居心地良くスローに、機能的部分は素早くファストに・・・。
Ⅴ 可変性 - 現在 x 未来
家族の形も時が経つと変わっていきます。家族が増えたり、お子さんが独立し家を出たり、介護が必要になったりというように、時として突然変更を迫られることもあります。
新築時には、ある程度の予想をしてプランしていくことが望まれます。
Ⅵ 手法 - 目的 x 優先順位 x 選択
住宅は、それぞれのご家族固有のもので、絶対的な正解というものはありません。
それぞれのご家族固有の目的や方向性を整理し、優先順位を決め、じっくり検討のうえ、「選択」することでそのご家族固有の住宅ができあがります。
Ⅶ 共同作業 - オーナー x 設計 x 施工
住宅はひとりでつくることは、できないことはないですが、大変難しいです。
設計者や施工者、多くの人々の共同作業により完成することができます。オーナー・設計者・施工者でより良いチーム体制をつくることが良い仕事につながります。
Ⅷ 予算 x デザイン
予算はとても重要です。予算によりできることが変わってきます。予算があるからできること、予算が少ないからできることがあります。
Ⅸ ストック時代 - 建設後の維持管理
現在の日本は既にストック時代を迎えていますが、スクラップ&ビルドが前提でつくられた社会システムは簡単には修正できず、少しずつストック時代に対応していっている状態です。 日本の構造全体の変化と共に、建築文化もストック時代に対応したシステム変更を迫られています。
■建築設計事務所の仕事は大きく分けると、設計業務と工事現場の監理業務に分けられます。
○ 設計
Ⅰ 設計業務
現場調査 : 現場状況の調査、法的状況の調査
基本設計 : 建築確認申請程度の図面作成
実施設計 : 見積作業ができるような詳細設計
*構造設計(+設備設計)対応業務(構造設計(+設備設計)がある場合)
・RC造、S造、混構造、木造3階建て、などは構造設計が必要です
・木造2階建て在来工法では構造設計(+設備設計)は必要ありません
建築確認等役所対応業務 : 確認検査機関(+消防など)の対応
工事見積依頼業務 : 施工業者に見積を依頼、精査、施工業者選定のアドバイスなど
○ 工事着工後
Ⅱ 工事監理業務
現場監理業務 : 設計通りに施工しているのかチェック
各種検査対応業務 : 確認検査機関(+消防など)の検査対応
設計変更業務 : 現場での設計変更
■設計・監理業務報酬
上記の内容の「設計業務+工事監理業務」合わせた業務全体で
設計・監理業務報酬は、関連総工事費の10%~12%程度にさせていただいております。
その他、RC造・S造などの住宅や集合住宅、リノベーションやマンションン・ビルの大規模改修、住宅以外の建築など、多種多様な条件がございますので 設計監理業務報酬見積もりをご提出の上、ご相談しながら報酬を決めさせていただいております。
