BLOG
nano Architects story board

09_あきよし医院リノベーション

 ← blog top

築30年を過ぎた「診療所」のリノベーション

 akiyosi_top_img
本件は福岡県太宰府市都府楼前観世音寺にある築30年の診療所のリノベーションである。記紀の時代から続く歴史の街に、40年以上地域医療を支えてきた「あきよし医院」。30年以上前の病院建築ではバリアフリーは考慮されておらず、空調設備もファンコイルユニットになっており患者には優しくない空間となっている。また、インテリアも病院=重厚感を重視していた時代に設計されただけあり、現在では古びて見え、雰囲気が暗くなってしまっている。
そこで、今回のリノベーションは大きな柱として現行法に適合したバリアフリー化、ファインコイルユニットをエアコンへ更新、デザインの刷新の3点に絞り患者がより気持ち良く診療を受けることができる空間を目指して設計を行った。

 

1_築30年の医院のリノベーション

aki_img02 Ⅰ.公共施設
住宅のリノベーションの場合は、依頼主の立場を主に考えて設計されるが、医院の場合は、依頼主よりも訪問者(患者さん)の立場で設計することをメインに考える。その為、患者さんに受け入れられやすいデザインをすることが求められる。 
 Ⅱ.バリアフリー化
利用者の多くが患者さんである為、トイレ、入口、空調設備などの機能面でのリノベーションが他の場合に比べてより求められる。 Ⅲ.設備
空調設備や給排水などの設備が劣化していると訪問者の健康状態にも影響する。そのため、表面的なデザインのみならず内部の設備も調査・改修する必要がある。

2_公共施設としてのリノベーション

□医院の公共性

 
  • 住宅の場合

  • 医院の場合

02

住宅の場合、依頼主の視点で設計することが全てと言っても過言ではない為、内部空間に関しては他者の受け入れを気にして設計する必要はない。 医院の場合、依頼主の視点と共に様々な訪問者に対して利用しやすさが求められる為、他者の受け入れを重視して設計しなければならない。  
  

□医院に求められる意味

akiyosi03

 あきよし医院の新築時と現在の社会では、病院に求められる空間の質が変化しています。重厚感や権威的空間が求められた時代から、現在では柔らかな親しみやすい明るい空間が求められる時代に変化しています。体に痛みを感じていらっしゃる患者さんにとって、なるべく痛みを感じさせないような柔らかな雰囲気を演出したいと思い、暖かみのある色をポイントで使用しました。あまり色が多くなりすぎてしまうと、しまりがなくなりますので、その辺に注意し、いくつかの重要ポイントに色を配置していきました。




← blog top
信濃設計事務所 nano Architects WORKS
PROFILE
BLOG
STORY
CURVES
PRESS

Company
Link
Contact
Site Map

©2009 nano Architects.