| デザイン | |
| デザインに囲まれた生活へ | |
| ■ デザインの時代 | ||
| □ デザインのある生活へ デザインにより生活を変えてゆく・・・。 それが大衆が主役の新しい時代における、近代のクリエーター達の合い言葉でした。 つまり、『デザインによる生活改革』、それが建築を含めた数々の近代芸術運動だったのです・・・。 そして、現代。 『情報化社会=デザイン化社会』 がやってきています。 身近にあるデザインは、時として生活を豊かに変えてくれます。 良質のデザインに囲まれた空間は、日々の生活意識を敏感にし、想像力を豊かにします。 地域社会の生活圏意識の向上は、魅力ある街の創造へと繋がります。 □ 物からデザインへ バブルの終焉は、生活の転換点でもあります。 バブル以降の失われた10年といわれている長期の景気低迷がデザインの時代をもたらしました。 とにかく『物』 を買いあさるのではなく、『デザイン=質』 を買うようになってきました。 価値観の変革がおきたのです。 よいデザインが価値の基準となっています。 必要な物で、デザインがよい物、そのような生活向上意識が 『デザイン+機能』 の質を高めています。 このように、身近な空間のデザインをよくしてゆくことは、街の風景も変えていきます。 良質なデザインの物を取り扱うセンスの良いお店が増えれば街並みもきれいになります。 □ デザインは機能である デザイン優先であり機能的ではない、という言葉がありますが、デザインは、それ自体が機能であるといえます。 それは、しばしば最も重要な機能である場合があります。 □ 用途の壁を越えるデザイン 住む、働く、遊ぶ・・・生活する空間=生活圏を形作る空間の垣根がなくなっています。 人が中心の空間としての認識が高まり、用途にかかわらず、居心地の良い、デザインされた快適な空間を造ろうとしているからです。 結果的に、それぞれの用途の空間がそれぞれの空間を意識し、用途に関係なく良いところを取り入れているため、住居、職場、遊び場とも垣根がなくなってきました。 デザインの良い物は、住宅で、職場で、遊び場で、使われます。 たとえば有名デザイナーのイスなどは、もう用途に関わらずどこにでも見かけるようになりました。 |
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| ■ 建築デザイン | ||
| □ 空間をデザインする 生活、環境、背景 建築の設計とは、空間をデザインすることです。 空間をデザインすることは物をデザインすることとは少し違います。 人と物を包み込む環境を造ること・・・、人と物と自然を結びつける空間装置を造ること・・・、人と物の背景=舞台を形作る・・・、生活をデザインする・・・、といったようなことが建築設計の仕事です。 デザインのよい小物、家具、ブラインド、照明などから連続したデザインの室内空間、次に建物の外観から街並みそして都市へと連続している外部空間・・・というように小さい物からインテリア、部屋、家、街、都市・・・を繋いでいく仕事も建築の仕事です。 ミクロからマクロまで空間は連続しているので、デザイン指向の広がりは、街をも変える力を持ち合わせています。 □ 環境の中でのデザイン 建物の建つ敷地と周辺の自然環境の状況などをよく調査し、設計に生かしてゆくことが、よい住環境を造り出します。 それが、環境から与えられ、生かしてゆく建築への影響です。 次jに、一つの良質なデザインの 『物』 がインテリアを変えてくれる力があるのと同じように、一棟の良質な 『建築』 は街並みを変える力をもっています。 それが、建築デザインが与える環境への影響です。 このように、建築デザインは環境から与え、与えられ、成り立っています。 □ 生活をデザインする 住宅、職場、店舗、公共施設 ・・・ 仕事、遊び、家族の団らん、睡眠、など、すべてが生活の一部です。 家族のための住宅から、仕事のための職場、公共性の高い街のお店や娯楽施設、など、様々な用途の建築がありますが、それぞれが生活をする空間である限り、用途に関わらず、人が中心の快適性のある空間を基本としたうえで、機能・個性を尊重したデザインにしなければならないと思います。 そのような空間が増えること=良質なデザイン指向の広まりは、住宅・職場・遊びの空間まで連続した良質な生活空間を造り出します。 □ 材料の中のデザイン 21世紀に入り自然の材料が見直されています。 化学物質の住環境に与える影響が解明され、新建材といわれている化学物質に頼ってきた材料の弱点が露呈される結果となったわけです。 結果的に科学はそれをも乗り越えてゆくのでしょうが、手法として自然の力から知恵を借り、利用させてもらうことで乗り越えていくことが重要だと思います。 それは自然との共生という考え方であり、自然の豊かな日本に適していると思います。 自然の材料と生活環境とそれを守る科学の調和が大切です。 □ 生活緑化 自然の材料の見直しと共に、人間の潜在的意識の中にある自然を求める心がガーデニングという言葉と結びつき、緑を求める生活が定着してきました。 都市では、どうしようもないヒートアイランド現象により居住環境は悪化しています。 そこで都市の建物の屋上を緑化することが大きな課題になっています。 ガーデニング・屋上緑化を含め、生活空間がいつも緑と共にあるような空間を造ること、いわゆる「生活緑化」を促進していきたいと思っています。 |
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| ■ 文化 | ||
| 日本にとって文化とはなんでしょうか。 身近にデザインのあふれる生活が、意識の変革をもたらし、建築から街・都市を変えていきます。 「デザインによる生活の変革」 → 近代に生まれた概念は消費社会を乗り越え、豊かな生活空間を創造していきます。 |
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