■ FOUR SEASONS VILLAGE – C

 

 

プロジェクトメンバー

コーディネイト
  :株式会社都市デザインシステム
  :株式会社エス・コンセプト
土地媒介:九電不動産株式会社
全体計画:株式会社建築デザイン工房 谷口遵
住戸設計:信濃設計研究所 信濃康博
建築施工:株式会社斉藤工務店

概要

敷地住所:福岡県春日市春日原南町
主要用途:コーポラティブ方式の戸建て住宅
主要構造:木造2階建
延床面積:約30〜33坪 / 6街区:4戸中2戸設計
建物竣工:2009年3月
写真撮影:石井紀久 / nano Architects
→2009年度 グッドデザイン賞 受賞

プラン


↑ 玄関
玄関はコンパクトにしています。写真右手に下足箱。左手には飾り棚。中央の引戸を開けるとLDKに入ります。引戸上部の欄間窓は開閉式で通風と採光をとることができます。

 


↑ リビング
リビングルーム。中央に造り付けのTV台。左手には和室。和室の奥に階段があります。
写真右手の棚下部にあるのは蓄熱ストーブ。1階全体を暖房してくれます。梁を表しにし、間接照明を仕込んでいます。

 


↑ 和室
和室は障子で間仕切りできるようにしています。奥に階段があるため、採光は階段を通して室内トップライトをつけました。

 


↑ 室内トップライト。開閉障子。
室内トップライト。奥の階段の窓から差し込む光が、このトップライトを通して和室に柔からか光を与えてくれます。柱の間の障子は扉となっており、開閉することにより通風+採光をとることができます。

 


↑ 和室は坪庭にも接しており、採光、通風、ピクチャーウィンドウにもなっています。

 


↑ 和室からLDKをみたところ
玄関から入り右手に、ダイニングとキッチンがあります。

 


↑ キッチン
キッチン。手元が見えないようにキッチンカウンターより壁立ち上がりを多めにとっています。

 

プラン

コーポラティブ方式の戸建住宅開発プロジェクトも3期目を向かえました。

幹線道路に接した街区に4戸の住居がレイアウトされまし た。特徴は、4戸共に玄関が面している路地の設定と、プライベートな外部空間=坪庭の設定です。今までどおり、全体ルールの設定の中で、個々の住居の個性 を生かした計画・デザインとなっています。オープン外構、隣棟間・近隣住居との近さ、交通量の多い幹線道路という条件の中で、各住居の良好な住環境を確保 するため、一見厳しそうに見える全体ルール が設定されていますが、これは、結果的に4戸の住環境レベルの向上につながっています。

■「FOUR SEASONS VILLAGE」:2つの住宅

→「FOUR SEASONS VILLAGE」
→YK邸

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