信濃設計事務所 nano Architects WORKS
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©2009 nano Architects.

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T邸 - ピアノ教室+家族4人で楽しく暮らせる家 (埼玉県桶川市)

The Urbanship in okegawa
T邸 2F LDK 2F 子供室
2F 子供室 > LDK 2F 間接照明
1F ピアノ教室 1F 廊下
道路側ファサード Urbanship
素描

奥様が描かれた、お子さん(姉妹)のスケッチです。この絵からイメージが膨らみ、設計が始まりました。 地元に根ざした音楽教室をなさっているご家族のための住宅です。 姉妹のお名前にある「葉」そして「風」の文字が、そのままこの住宅のコンセプトになりました。

音楽で繋がった家族が自然を感じて暮らせる 「素描的空間」

ピアノ教室+住宅 3つの繋がりを考える
敷地の特徴は、幹線道路に面した細長敷地です。敷地東面幹線道路側は、車や人通りが激しいところで、視線や騒音が気になるところです。それに反し、敷地西面は、お寺の広大な庭園の緑を借景に、静かな環境となっています。 隣地南面の住宅は新築したばかりで、平屋建てより若干屋根が高いくらいの高さなので2階には良い住空間を確保できます。
このような敷地条件のなか、次のようなプランにしました。



街との繋がり
道路側1Fにはピアノ教室を配置し、自動車や歩行者からピアノがよく見えるように計画しています。玄関ドアは一つですが、室内側でピアノ教室用とプライベート用に分けています。 ピアノ教室は防音室としており、近隣および住戸内に気にすることなくレッスンをすることができます。

環境との繋がり
西側は、お寺の借景に恵まれ、西日が防げると共に、ここち良い風を取り入れることもできます。道路側の喧騒とは反対に環境に恵まれた住空間になっています。 この部分2FにLDKと子供室を配置し、連続した空間として利用できるようにしました。子供室の西側窓にはお寺の借景、LDK南側の大開口窓からはプライバシーを確保しながら陽光を取り入れることができました。
2F同様、環境の良い西側1Fには寝室をつくっています。
      
家族との繋がり
階段を上がると対面キッチン部分に出てきます。子どもたちが帰ってくると、まずはキッチンにいるお母さんに出会います。LDKと連続して子供室が繋がっています。 子どもたちは、必ずLDKを通過して子供室に入ります。自然にコミュニケーションがとれる空間=コミュニケーション誘発スペースとなっています。
子供室は将来の事も考え、状況によっては2分割できます。上部にはロフトがあり、子供達の遊び場や収納として利用できます。     


The Urbanship in okegawa
埼玉県桶川市、中山道。桶川宿として歴史的な古民家もかろうじて残っている幹線道路。 時代の変遷に翻弄され日々移ろう街並み。様々な用途、様々な時代の建物が混在、雑然とした景色が連続する。
果たしてこの街はどこへ向かってゆくのだろうか?雑然と移ろう街並みは、土地に根ざした建築という概念を忘れさせ、個々の建物は、まるで海に浮かぶ船のように、時に時代という荒波にのみこまれ簡単に姿を消してしまう。 この街並みは、大地に頑強に定着しているはずの建築群が、まるで一時的に係留されているだけの、危うさをともなう移動可能な乗り物のような錯覚に落ちいさせる。

目的地点不明、時代に翻弄される「都市」という海に浮かぶ「住宅」という名の船。さらに混迷を深めていくことであろうこれからの時代、家族を荒波から守り、目標地点に向かい導いてゆく船・・・それがこの住宅です。


プロジェクトメンバー
家族構成:夫婦+子供2人(お二人とも女子)
設計:nano Architects / 信濃設計研究所
施工:(株)タナベ建設

概要
敷地住所:埼玉県桶川市
敷地特徴:細長敷地 6mx24m
主要用途:住宅+ピアノ教室(店舗併用住宅)
主要構造:木造2階建
延床面積:124.60平方メートル
竣工:2010年1月
 
 
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