「ルート225」を学生から借りました。
ツイート■ マンガ好きな学生から「ルート225」を借りて読みました。
他人との距離感、家族との距離感、自分との距離感の表現が、現在の学生のみなさんの標準的な考え方なのかなあと思い、興味深く読みました。マンガになるということは、読者の「共感」が大きな要素となりますから、みなさんこのようなことを感じながら生活していっているのでしょう。
非日常的な出来事が姉弟の身に降りかかりますが、なんとかつじつまをあわせて適応し、日常をやり過ごしているところの表現が面白いところです。最終的な解決をさせず、微妙にずれた日常に違和感を感じながら生活していっているところで終わったのは、今の社会状況と似通っており、作者の意図なのかなあ~と想像しています。
続編を書けそうなストーリーなのですが、そのあたりも意図的なのでしょうか・・・