「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き」-02

7月 20th, 2009

「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き』の記事が、
毎日新聞(福岡)に紹介されました。

090720-01

デザインには必ず時代性があらわれます。
ライフスタイルは時代の変遷と共に移り変わっていきます。
ライフスタイルの変化は必要な機能を変化させデザインを変えていきます。
技術は時代の変遷と共に移り変わっていきます。
技術の変化は時にライフスタイルに大きな変化を与えます。
地価は時代の変遷と共に移り変わっていきます。
地価の変化は時に建物の価値に大きな変化を与えます。

     建築は時間の呪縛から逃れられない。

まちあるきをし、建物を見学することは、逃れることのできない時間をさかのぼり、
人々が日々の生活のいとなみの中で作り上げた時代を読み解くことです。

■毎日新聞 地域 福岡 2009年7月20日(月)経済万華鏡 – 古い建物再活用
■「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き」(アラビン)
主催:NPO法人福岡ビルストック研究会・吉原住宅 共催イベント
日時:7月11日(土)
見学建物:冷泉荘等、ビンテージビル全3軒(賃貸マンション)

「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き」

7月 15th, 2009

7月11日(土)に第2回目の「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き」が行われました。

RES07643
↑ NPO法人ビルストック研究会の事務局のある冷泉荘に集合

冷泉公園と川端商店街の間の細い路地にある築51年のRC 5階建てのビル「冷泉荘」。
ここを拠点に冷泉公園周辺の古い建物=ビンテージビルをみんなでみてまわる試みです。

RES07652
↑ まずは冷泉荘の屋上に上がってみました。

一般の方、まちづくりに関心のある方、マスコミの方、ビンテージビルオーナーの方、など
15名以上の方々がご参加されました。
なんと名古屋から来られた方もいらっしゃいました。

RES07651

↑ 手前には川端商店街のアーケードが見えます。奥には中洲の町が広がっています。
開放的な屋上・・・もっと利用価値があるように思います。
いい雰囲気のビンテージビルもいくつかみられます。

この後、築40年をこえる賃貸マンションの部屋を見学、
そして隣接するビルオーナーのご自宅の、なんと「防空壕」を見学させていただきました。
次に、もう一軒のビンテージビルの1室を見学させていただき、
古い建物の特徴と室内の特徴等をご説明させていただきました。

今回、3つの建物を見学しましたが、共通する特徴が顕著に見られます。
やはり、時代と共に建物も変わっていっていることが実感できます。

古い建物の特徴がわかってくると、こういった街歩きをしたときにいろいろ想像が膨らみ、楽しくなってきます。
そういった方々が増えてくることが、ビルストック時代において求められてきています。

「アラウンド冷泉公園未来のビンテージビルまち歩き」(アラビン)
主催:NPO法人福岡ビルストック研究会・吉原住宅 共催イベント
日時:7月11日(土)
見学建物:冷泉荘等、ビンテージビル全3軒(賃貸マンション)

RES07646
中洲流れの山を見ることができました。